いつの時代でも、洋の東西を問わず、親は子どもに、自分たちより、よりよく子どもに生きていってほしいと願うものだろう。
子どもが自分の言葉で表現できなくても、潜在的に子どもの願いがそのことにあることを大人は理解し、その実現のために努力してきたはずだ。
戦後生まれの子ども達が、学校で社会の授業などで、1941年12月8日、日本がアメリカに戦争をしかけた真珠湾攻撃のこと、昭和19年末頃からは本土空襲が米軍によって行われ、子どもたちの多くが疎開したり食糧難にあえいだ、多くの人が戦地でも国内でも犠牲になったということを学ぶなかで、なぜ、当時の「大人はそんな戦争を止められなかったのか」という問いかけを親御さんにした例があると聞いた。
戦争への流れを食い止めるのは、植物でいえば双葉のうちに摘み取らなければ容易でないということ。
今その時に18歳以上の有権者は、投票できない子どもたちの未来を守るためにも、戦争への道を進もうとする流れを止める力を発揮すべき時だと思う。
外国での紛争に日本が武力で加担すれば、日本国内でのテロを誘発する危険も軽視できない。憲法をまもる政治にしなければと思う。
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