2016年9月24日土曜日

マイナンバー カードの活用はリスクの拡大に

マイナンバーなどという名前で定着をはかろうとする政府のねらいは読み取れる。

だが、法律での名称は「個人番号」。いっそ「個人識別番号」としておけば、その性格は明瞭になっていたよう。

市町村などで、マイナンバーカードを自治体のサービスに活用する試みも検討する動きがあるようですが、問題点があると思う。

以前、希望者に発行(交付)されていた住民基本台帳番号カードには番号の表記がなかった。
しかし、今度のマイナンバーカードには個人番号が記載してあるから置き忘れなどの紛失によるリスクは情報量の違いの面でも住民基本台帳カード(住基カード)よりも大きく(所得額、税額、病歴、婚姻歴などあらゆる情報が1つの番号にヒモづけされるという)、常時携帯しカバンや財布から出し入れすることは避けるべきと思うが、どうだろうか。

勤務先の事業所には番号を通知するよう求められているようで、番号や個人情報の管理の体制は事業所ごとに開きがあるのはやむをえない。

自治体がマイナンバーカードの活用に公金を投じてとりくむことが、情報管理の面でもリスクを拡散するように思える。

住民へのこうしたリスクについての周知なしにマイナンバーの活用をいうのは問題と思う。






















2016年9月4日日曜日

今日、午後、福崎町文化センターで上演された人情喜劇「銀の馬車道 2話」

今日、午後福崎町文化センターで福崎調整60周年記念事業として上演された人情喜劇「銀の馬車道 2話」。

シェークスピア劇のように人々の勘違いやすれちがいによるゴタゴタがうまく脚本に取り入れられている感じがしました。

出演の皆さんもノンプロの福崎町とその周辺の方々と松竹新喜劇、松竹芸能の皆様の息の合った演技に大変感心しました。とてもすばらしい上演でした。

入場無料、整理券なし、対象規制なしも大変好ましかったです。



2016年9月3日土曜日

信号のランプが交差点への接近の途中で見えなくなる問題は解決しています。

以前、電話のケーブルが信号のランプの手前にあって、交差点に接近する途中で点灯している
ランプの色が見えなくなる問題を役場の担当課に指摘して改善を要請していたことがある。




今はランプの背後に移動している。最初からこんな風にしておかなければ、と思う。






 

2016年9月1日木曜日

富裕層だけの市をつくろうとする米国のサンディ・スプリング市の例、アベノミクスはできの悪いホットプレート 特定のところだけ加温して後は切り捨て 浜矩子さんの絶妙の例えに脱帽

「アベノミクスはできの悪いホットプレート 特定のところだけ加温して後は切り捨て」という大意、そういう内容の、浜矩子さんの数年前、農協の「家の光」という雑誌の記事の文章の絶妙の例えに脱帽しました。




安倍内閣が続く限り格差が強まる社会づくりが進むこと。


「成長」という言葉を使いたがる首相だが、今必要なのは「維持」「分かち合い」だと説く女史の言葉に共感する。




しかし、米国では富裕層だけの市をつくろうとする動きも生まれていることを今日のNHKの番組で知った。ジョージア州のサンディ.スプリング市の例に続こうとする動きが30もあるという。


自治体の中で、富裕層の集まる地域だけで市を作って、税金を貧困層の福祉、社会保障に使わせたくないというのだ。




かつて「富裕層の寄付文化が根付いている」といわれていた国でトランプ氏がもてはやされる風潮が強まっているのもうなずける。




日本では農耕の文化で、特に水田での稲作の水利や風水害などで助け合いの気風が育まれてきたとの見方もあるようですが、今、どんどん利己的な風潮が強まっていないか。




日本語のすばらしさとともに、戦前、戦中、「敗退」を「転進」と表現したというような気分が「マイナス成長」という言葉に感じる。経済の「縮小」、「衰退」、「弱まり」が正しい表現と思う。
かつての長時間低賃金という日本の労働条件、以前は大企業と中小企業で働く労働者の格差がいわれていたが、今は正規雇用と非正規雇用、有期雇用の格差がきわめて深刻なものになっている。




非正規雇用の最低賃金を大幅に引き上げ、法的に非正規雇用の企業家にとってのメリットを小さくしていかなければ問題の解決につながらないように思える。


http://www.nhk.or.jp/gendai/articles/3488/1.html


上のアドレスでNHKのホームページでの米国サンディ・スプリング市の例にみられる動きが紹介されています。