2011年3月31日木曜日

東電に当事者能力があるのか 東電会長の「初動にまずさを感じない」発言に憤り


東京電力の勝俣会長が昨日、本社で会見を行い、原発事故の初動(初期対応)に、まずさを感じないと発言したという。







に記事が出ている。


電源故障で意図せざる遅れがでた、と記事にあるが、直ちにそれに即応しなければ、重大な事態に立ち至ることは予見できたはずだ。


全社あげ、また支援をあおぐべき機関に直ちに事態をリアルに報告し対応をとるという点で、最善がつくされたというのか。


1~4号炉の廃炉を決定したという。余りに決断が遅すぎないか。


多くの周辺住民に多大な被害を与えているのに、あの対応が最善であったと言えるのか。


こんな会社に、原発の建設も、運転管理も任すことはできないと考えるのは私だけか。

2011年3月29日火曜日

原発事故の不思議

宮城県女川町の東北電力女川原発は地震発生まで運転していて、直ちに停止し、現在も安定的に管理できているという。 地震、津波とも福島第1原発とほぼ同様と思われる。 なぜ、福島第1原発で1,2,3号機がこれほどのような事態に立ち至ってしまったのか。 非常発電機などが女川原発では問題なく作動したのか。 識者といわれる人たちが、当初それほど大変なことにならないようにTVでいっていたのは、「原発の安全神話」にとりつかれていたのか。根拠のない楽観論をふりまいていただけなのか。 私にはそれがわからない。


2011年3月28日月曜日

原発事故 やはり初動(初期対応)に不手際

今朝の神戸新聞の1面に原発事故に対する初動の遅れを指摘する記事が1面に出ている。 以前にこのブログで「初動の遅れ」が原発事故で、やがて指摘されると思われると書いた。 今回の大震災では、全体の震災対策と別個に、原発の実態把握、点検を速やかに行い、打つべき対策を的確に行わう対策本部が緊急に始動しなければならなかった。 原子炉の冷却が不能となった事態に対して、TV出演の評論家を含め、刻一刻を争うという雰囲気が伝わってこなかったことが、すでに異常だったし、東京電力の発表も「のんき」過ぎたのだ。 そして、それを点検して、危機感をもっともって対応させる役割を果たす政府機関が十分機能しなかったことが、事態を深刻化させて今日の事態のように悪化させてしまったことがこれから検証されるだろう。 核汚染をひどくさせたことの事態の重大性を真剣に反省しなければならない。 水素爆発を未然に防ぐべきだったし、防げなかったわけでもないことも明らかになると思う。 東京電力の責任は当然大きい。しかし、緊急時に的確に政府がこの面でも役割をはたせなかったのも大きい。 作業員の被ばくを予知しながら、対策をしなかった東京電力の体質は糾弾されなければならない。 現場の人は必死に非常食程度の食糧や毛布1枚という状況で歯を食いしばって頑張っているのに、東京電力本社の対応は批判されて当然だ。

2011年3月27日日曜日

姫ヶ池工事 池の西の水路は工事完了のようです。

写真は昨日(26日土曜日)の午後の姫ヶ池。 最初の2枚は池内部。 最後の3枚は池(県道)の西側水路と池からの取水部。 池の西の水路工事は終わったよう。




工事の不具合があればお知らせください

1枚目と2枚目は
昨日のもの。


3枚目と4枚目は今日のもの。


場所は南大貫の駒田鉄工の東の部分。


確かにアスファルトがめくられた部分に昨日は、特に夜間、注意を呼び掛ける看板がなく、コーンだけではわかりにくかった。


豆電球がチューブの中に入っているものなど、最近はいいものもできている。


現場には、昨日午前中、住民の方から指摘をいただき、現場の方にも伝え、役場にも土曜日であったが、伝え対応を求めていた。


今朝には、コーンの上部が」点滅するものに交換され、段差注意の看板も東西に1本ずつ掲げられていた。


住民の方から今朝、さっそく善処されていたとの電話をいただいた。


他にも不都合な所があれば、お知らせください。


















ここから、今日の写真です。




2011年3月26日土曜日

イーストパークの遊具が新しくなりました

南大貫の東部工業団地入り口にあるイーストパークの遊具が新しいものに取り換えられた。

大人用の健康のためのものも供えられた。






















3月24日、福崎町議会本会議で23年度予算を可決、成立した。
田原幼児園の建設の他、食育の推進や町制55周年の節目と柳田國男の没後49年ということから柳田國男50年祭なども計画されている。
震災の影響も懸念されるが、経済が委縮、縮小しない対策も欠かせない。
国の財源確保の重要な手立てとして、担税野力のある大企業の減税をやめることが適切と思う。





2011年3月22日火曜日

原発の事故の状況の全体を的確に 放射性物質の放出、飛散の状況も


画像は今日のしんぶん赤旗の記事。(クリックすると大きくなります)
今日の神戸新聞の2面に「小児の内部被ばく懸念」「政府は正確に汚染測定を」の見出しの野村大成 大阪大名誉教授の評論が掲載されている。
以前にここで私が書いたことを専門家の言葉で述べておられる。
同じ今日の神戸新聞の5面には川島隆太 東北大加齢医学研教授の、私からみても、大変楽観的な評論も掲載されている。
チェルノブイリ事故では風向き、降雨などの影響で100~180Km離れた所に高濃度汚染地域が現れたという。
X線(レントゲン)撮影も前回書いた通り、妊婦には避けるのは常識だし、一般成人でも短期間に集中して頻繁にとることは避けるのも当然である。
今、特に水、食物を通しての体内被ばくが問題になっている。
チェルノブイリでは、汚染した牧草を食べた牛の乳を介してヨウ素が甲状腺の大量被ばくが起こったという。
過去の事例にも謙虚に学ぶ姿勢が政府にも報道にも必要だろう。

2011年3月21日月曜日

岩手県遠野市への救援物資搬送お疲れ様でした


18日午後1時過ぎに福崎町役場を出発し、岩手県遠野市での避難者の受け入れのための救援物資を届け、昨夜11時半頃福崎町役場へ無事帰着されたとのこと。
強行スケジュールではるか遠方の往復を無事こなしていただき、本当にお疲れ様でした。

2011年3月20日日曜日

震災の死者・行方不明20999人、避難所に計35万5千人以上

夜、7時前、TVのテロップで流れた。

震災の死者・行方不明者の集計が出ていた。
死者・行方不明者20999人、避難所に計35万5477人。(私の見間違いがなければ)
その後の各報道のホームページで午後6時集計の数字で死者8277人、行方不明者12722人の数字が出ている。これを合わせると20999人。

被災者のみなさまに心からお見舞い申し上げます。

避難所での生活の早急な改善と、当面の住居の手当など、政府の機敏な対応が肝心と思う。

原発についても、引き続き正確な状況把握と今後の対策で、適切な対応が欠かせない。

明日は春分。菜の花は満開。


明日は春分。

しかし、数日前からの冷え込みで、菜の花は当地でも満開ですが、土筆は日当たりのよい所でも、ごくわずかしか、見かけません。







2011年3月19日土曜日

避難所2100か所に37万人以上 早急な改善が必要



今朝の新聞の紙面に「避難所2100カ所に37万人超」の見出しがあった。

地震と津波で全身海水に浸かった人もいるだろう。

精神的な、また肉体的な疲労も限界という人も1週間を超えると多くなるのは当然だ。

避難所での死亡例も出ている。

必要な治療を外科でも、また内科でも受けられない状態の人も報じられている。

原発の状況も、地上からの放水の映像でみる建屋の水素爆発による損壊のようすを見るにつけ、今後への不安は募る。


政府の適切な指揮、指導、役割発揮こそ必要と思う。







2011年3月18日金曜日

放射線 乳幼児、妊産婦には微量でも軽視できない影響があるのは自明






























画像は3月20日付しんぶん「赤旗」日曜版の3面と36面(裏表紙)の記事。
1952年のカムチャッカ地震と今回の東北関東の地震とはほぼ同じで、世界で1952年以来、4番目の規模であると伝えている。
昨日の複数の民放のTV番組で、政府の発表を、鵜呑みにし、さらに、放射能(放射線物質)の影響をレントゲン写真での被曝と同程度として神経質にならなくていいという表現が気になった。
レントゲンの場合はわずかの時間であるのに、この時間の比較が問題だし、さらに実際の放射線量を報道各社が独自に調査したということも聞かない。
レントゲン撮影は、妊産婦や乳幼児は避けるのが常識だろう。
風向きや種々の影響で瞬間的にデータが良くても、継続的な調査データで発言すべきだ。
また、妊産婦、乳幼児への影響についての言及がないのも無責任だと思う。
画像はクリックすると大きくなります。










福崎町から遠野市へ救援物資を載せて出発



昨日の朝、岩手県遠野市とようやく電話連絡がついたと聞いた。

遠野市の市庁舎は地震で全壊した。しかし、避難者の受け入れのために職員は奮闘されているとのこと。日常用品など、とにかく不足しているとのこと。

柳田國男の「遠野物語 」の関係で以前から縁の深い同市に向けて、今日午後1時過ぎに2台の車両に救援物資を載せて、4名の町職員がこれを届けるために福崎町役場を出発した。

スムーズに任務を終え、無事に帰着されるよう願う。





















被災地でも厳寒でしょう。御見舞申し上げます。

昨日に続き、今朝も朝は当地でも雪景色となった。

庭の椿にも松にも、昨日に続き、春分の日も近いのですが、被災地の東北地方はさらに、厳しい寒さに違いありません。

心からお見舞い申し上げます。

原発の事態も、建屋の損傷の状況をテレビで見ても、また原子炉と使用済み核燃料の状態など、予断を許さない厳しい状況が続いています。

原発は特に初動の点検と速やかで適切な判断という点で、批判が高まるのは避けられないだろう。
また、国の原発推進やプルサーマル計画もまた同様だろう。