2015年8月3日月曜日

戦前回帰の危険性を考える

戦前回帰の危険性を考える。

「軍人勅諭」と「教育勅語」が1945年(昭和20年)の敗戦までの間、果たした役割を批判的に学ぶことも大切と恩われる。

なぜ、日本が明治の日清戦争(1894年~1895年),
日露戦争(1904年~1905年)以後、1945年の敗戦まで戦争し続ける国になってしまったのか。

『軍人勅諭』(ぐんじんちょくゆ)は、今年から133年前の1882年(明治15年)1月4日に明治天皇が陸海軍の軍人に下賜したものとなっている。1945年の敗戦まで63年間効力があった。

1889年(明治22年)大日本帝国憲法発布(今年から126年前)

教育ニ関スル勅語(きょういくにかんするちょくご)は、今年から125年前、明治天皇が山縣有朋内閣総理大臣と芳川顕正文部大臣に対し、教育に関して与えた勅語。以後の大日本帝国において、政府の教育方針を示す文書となった。一般的に教育勅語(きょういくちょくご)という。1890年(明治23年)10月30日に発布されれ、事実上55年間効力があった。

「お仕着せ」などという言葉があるが、戦前は権力が国民を押さえつける強権政治・弾圧の政治が行われていた。また日本を特別な国として意識づける教育が行われ、国粋主義や武士道精神などがもてはやされる風土をつくっていた。

戦前回帰の危険性を歴史から、近代史から読み解く取り組みも意味あるものと思う。

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