2015年8月23日日曜日

戦前回帰の復古主義の危険性をみる

復古主義、戦前回帰の「日本会議」と安倍内閣の関係を約1年前の記事だが、日刊ゲンダイがホームページで指摘している。

明治11年(1878年)、陸軍卿山縣有朋‎が全陸軍将兵に印刷配布した「軍人訓戒」を元につくられたという「軍人勅諭」(明治15年・1882年)がその後の大日本帝国憲法、教育勅語にもつながっている。皇室中心主義、忠君愛国の軍国主義、専制と弾圧で「日本精神」「日本固有の文化」を押し付けた。

1948年(昭和23年)6月19日、教育勅語などと共に、衆議院の「教育勅語等排除に関する決議」および参議院の「教育勅語等の失効確認に関する決議」によって、その失効が確認された。

しかし、戦後、三島由紀夫、石原慎太郎らが右翼文化人として戦前回帰の主張を行っていた。

平成5年(1993年)の慰安婦関係調査結果発表に関する河野内閣官房長官談話、平成7年(1995年)の村山内閣総理大臣談話「戦後50周年の終戦記念日にあたって」(いわゆる村山談話)に衝撃を受けた右翼人らが、平成9年にたちあげたのが「日本会議」なるもの。

日刊ゲンダイのページもご覧ください。
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/153143

また、今年7月19日付同様の記事が「現代ビジネス」のページでも掲載されています。
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/44128

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