2015年8月15日土曜日

「1億総懺悔」は指導者の責任回避 多くの子どもを軍国少年、軍国少女に仕立てた教育や社会の正当化は認められない

昨夜、「朝まで生テレビ」を冒頭少し見た。右派の論者が「日本が行った戦争を当時の国民は支持していた」などとの発言に呆れた。

軍人勅諭、教育勅語で子どものうちから軍国少年、軍国少女に仕立て上げた教育を正当化するもの。

今の若い人達は知らないと思いますが、戦後のある時期「1億総懺悔」などという言葉があった。
日本が行った戦争の責任は日本人すべてにある・・・という主張のよう。
戦争に反対した人たちを拷問したり、囚人として弾圧した政府や軍の役割があったことも覆い隠す議論だ。

自由な発想やまともな国際情勢などを知らせない、情報と文化・思想の統制を行っていわば国民を思考停止に追い込んでいた政府のありようを正当化して、国民全体に責任があったというような論者を出演させるTV番組制作者や、番組の進行に今の局面の危険性を感じた。

賛否両論取り上げるといっても、一定の水準は必要だろう。

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