2011年2月12日土曜日

映画「沈まぬ太陽」の放映をみて、今の日航解雇問題を思う




昨夜の映画「沈まぬ太陽」のTV放映を途中から見た。


原作の山崎豊子女史をはじめ映画化にあたられた皆様に感心する。


今、まさに日航問題が労使、雇用の問題の特徴的な問題となっているし、2月2日に日本共産党の志位委員長が衆院予算委員会でおこなった質問が日時を経ても注目されている。


志位委員長が指摘した「空の安全」を考える上で2009年1月米国で起きたハドソン川不時着水し、乗客・乗員155人全員が生還できたという出来事。


サレンバーガー機長は57歳、スキルズ副操縦士は49歳。

ともに昨年末の日航なら解雇されている。
表は志位委員長が委員会で示した日航と全日空の機長の年齢別構成。

「命が救われたのは、経験を積み、よく訓練された乗務員のおかげです」と同機長は米議会で証言したという。
また、日航が過去の病気欠勤や乗務離脱の日数を整理解雇の基準にしたこともとりあげている。
安全運航のため、乗員の自主申告によって成立している乗務離脱などを解雇の基準としたことは、世界100カ国、10万人の民間パイロットで組織する国際操縦士会から「・・・・この悪しき前例ができあがれば、乗員は体調不良にも関わらず、職を守るために乗務に就かざるをえない危険な状況が発生しかねない」との声明が発表されている。
このことを志位委員長は本会議で、さらに予算委員会でも取り上げている。重大な問題だ。
「沈まぬ太陽」をみて、さらに今日の日航問題を思った。




1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

「沈まぬ太陽」の原作者・山崎豊子さんにインタビューさせていただいたことがあります。お時間があるときにでもお読みいただければ幸いです。m(_ _)m
http://ameblo.jp/kokkororen/entry-10796132024.html