2010年6月9日水曜日

根本的な言行不一致 早くも菅内閣の底は見えた


菅内閣が発足した。
前の鳩山内閣は首相の政策の根本での、いわゆる言行不一致が政治とカネの問題でも、米軍普天間基地問題でも明らかになったもとで退陣となった。
菅首相は「最大多数の幸福」をもじったような、「最小不幸の社会」をめざすといったとラジオで聞いた。
新内閣のもとで、首相も他の閣僚からも、財政再建に取り組むために消費税の増税が一番に検討課題とするとの発言が報じられている。
閣僚の法人税の減税に直ちに取り組む、とりあえず5%減税をしたいとの発言も今日のラジオで聞いた。

もうすでに、貧困を減らしていく、富裕層と貧困層の格差を改善していくという方向とは正反対の政策提起が行われている。
参院選の民主党の選挙公約に、消費税の引き上げを掲げるべきとの発言もラジオ報道で聞いた。
選挙後の消費税増税批判を封じ込める手段、効果を期待しているとみるべきだ。
新内閣の底はすでに見えたというべき感だ。
民主党幹部の間には、新内閣への野党の質問の機会を保障せず早期に、参院選に持ち込むべきとの意向があるという。
日本共産党の経済政策は
から最近の5つの提言もご覧いただけます。
写真は①ユリ②③はニンニクの種が稔っているようす。(早く切り取った方がニンニクの収穫のためにはいいと思いつつ、ネギとは違った風情に観察していた。)



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