数年前まで。福崎町内でみるタンポポはここに掲げているように大きな花のものではなかった。
5年程前に姫路市の2号線沿いから町内に移ってきた人から、来た頃、福崎のタンポポの花は小さいと思ったとの感想を聞くので、やはりそうなのだと思う。
私が子どものころからずっと見慣れてきたタンポポはこんなに立派な形や大きさではなく、もっと小さく形もシンプルだった。
あのタンポポはどこへいったのか。
菜の花も、ここに掲載しているのは昔ながらのものですが、今年いろんな所で田畑に植えられているのは品種が異なっているようで、背丈も小さく葉も少なく、開花後の耕運作業の関係から改良されたものなのかもしれません.
時折、昔ながらの菜の花に出会うと、癒される気分になる。
レンゲ、クローバーも近年、ほとんど町内で見かけなくなってしまった。
農業がかつてのように盛んに行なわれていた日々を知る人も少なくなってきているのだと思う。
掲載のレンゲは、かつて植えられていた田の片隅にわずかに生き残っていたもののよう。
クローバーはかつて田に植えられていたものの種子が飛んできて、自宅の庭の片隅に定着して、勢力を拡大しているもの。
他ではほとんど見かけない。
昭和30年代、40年代前半の風景、風物は町内でも昔日のものとなっています。
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