2012年4月20日金曜日

憲法9条を守るために立ち上がった人たち その中に防衛省元幹部、自民党の大臣経験者も

大阪市の橋下市長が憲法9条を問題視していると語っている。
「維新八策」のたたき台の中にも改定を目指す国民投票を推進する立場が掲げられているとのこと。

手もとに「我、自衛隊を愛す 故に、憲法9条を守る  防衛省元幹部3人の志」という本があり、読めば
「政務次官 箕輪 登」
「官房長 竹岡勝美」
「教育訓練局長 小池清彦」
の3氏がそれぞれ9条を守ることの大切さを真剣に訴えられている。(箕輪 登氏は2006年5月に逝去されている)

それぞれ、イラク戦争への自衛隊派兵に強く抗議されている。
憲法9条を守る運動で、自衛隊についての見解、評価が違ってもそれを乗り越えて運動を広げていくべきとの考え方も示されている。
徴兵制を許してはいけないとの決意も読み取れる。

 
箕輪 登氏(衆議院議員を8期連続当選・郵政大臣の経歴もある。自民党)が自衛隊イラク派兵差止訴訟を原告として提訴された裁判の口頭弁論における証言全文と訴訟弁護団事務局長の佐藤博文氏の述懐の文章に感銘する。

 
「箕輪さんは政治家は法を守らねばならないと言います。・・・」
 

「箕輪さんは、アメリカの政治社会をよく勉強し、批判的に見ていました。」

という一文は今日的意味が強いと思う。
 

(写真と記事は関係ありません)

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