2010年5月21日金曜日

沖縄の基地を空撮、実践さながらの訓練、劣化ウラン弾で島が破壊

昨夜、民放の「報道ステーション」でヘリコプターによる沖縄の米軍基地の空撮が放映されていた。



訓練場として、沖縄の価値ある広大な県土で実弾砲撃が行われたり(不発弾も当然、発生しているはず)、ジャングルや市街地を模しての訓練施設のようすなども放映された。



周辺にある美しかった孤島が、劣化ウラン弾(対戦車用の武器として用いられる。外見はダーツの大きな形状。毒性や高熱の発生など危惧と批判が高い)のたび重なる射撃訓練で、見るも無残な姿で、島そのものが水没してしまうようになってしまっている。



海兵隊は陸・海・空軍とは別に、それらの総合的な装備を小規模ではあるが総合的に備えた機動部隊で、戦闘の初動期に海からの上陸、空からの降下などで侵入し、殴りこみをかけて、本隊の攻撃をしやすくすることを主な任務としているという。



米兵へのインタビューで、日本を守ることに役割をはたしているか、との問いに「どちらともいえない」との回答。



特集部分のまとめが、日米同盟そのものの憲法の精神からの再評価などの基本的な見地での切り込みがなかったのが残念だ。

しかし、番組でものべられていたが、県土の何%という以上に米軍に都合よく設けられた基地と観連施設で分断というよりズタズタにされた沖縄の姿を普天間基地だけでなく全体として見せたことは他の番組でなかった試みといえる。



米本国にも東・西両海岸に海兵隊基地があるが、沖縄は中東などでの前線補給(艦船・武器の修理を含め)基地としての役割をになってきた。



マスコミはさらにもっと、総合的な判断材料を媒体(メディア)で伝えるべきだ。

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