2011年6月5日日曜日

不破哲三著「時代の証言」の指摘するもの

この著書には多くの重要な内容があると思われる。

志位委員長の紹介文からうかがえる内容の内、社会主義の理念問題、理論について。

私も20代の頃にレーニンの「国家と革命」を読んだ。

ソ連の誤りは、スターリンとその以後の指導者にのみ、という考え方だけでは終わらない。
ロシア革命の意義はもちろん大きいし、社会主義への試行という面で大きな成果を収めたが、その後、社会主義と相いれない誤りが続いた。
(相当の間、レーニン以後、スターリンとその後の指導者によって国内、外交ともに政治上の誤りが続いたいう見方が支配的だったように思われる)

スターリンはレーニンの権威を最大限利用した人物として有名だ。

社会進歩を本当の社会の成熟、議会の多数を得て社会変革、革命をすすめようとする考え方を批判する人たちの論拠となったのがレーニンの「国家と革命」だったように思う。また反共側からの暴力革命論という攻撃材料にもなった。

未来社会の展望についても、取り上げられていることが紹介されている。

日本共産党は規約第二条で 「科学的社会主義」を理論的な基礎とする と明記している。
http://www.jcp.or.jp/jcp/Kiyaku/index.html
をご覧ください。

「時代の証言」こそ読みたいと思う。

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

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