2011年3月3日木曜日

グランマ・モーゼスを知っていますか



グランマ・モーゼス。最近、私は見舞いに立ち寄った、とある病院の廊下の壁に紹介してある張り紙を見て知りました。



グランマ・モーゼス(モーゼスおばあちゃんの意)はカレンダーやクリスマスカードの絵として、世界的に親しまれているという。



グランマ・モーゼスは本名アンナ・メアリ・ロバートソン・モーゼス(1860-1961)。



アメリカ ニューヨーク州の農村グリニッチに生まれ、12歳の時から家計を助けるため、近くの農家で住み込みで働き、27歳で結婚し10人の子どもを育てた。内5人は夭逝。



夫とともに農場を借り、夫婦できりもりしながら、合間をぬってバターやジャムをつくって近所の商店で売ったりと勤勉そのものだったという。

75歳で、それまで趣味でしていた刺繍がリウマチでできなくなって、絵を描き始める

趣味でしていた刺繍がリウマチがひどくなって続けられないときいた姉妹から、絵をすすめられて絵を描き始めた。





3年後、ドラッグストアのショーウィンドウに飾られていた彼女の絵を1人の画商が偶然目にとめ、そこから1940年、80歳の時に初めて個展を開いた。
この個展に当時の大手デパートが目をつけ、感謝祭の催しで彼女の絵を展示してから、またたく間に評判となり一躍有名画家となった。
89歳の時にはトルーマン大統領にホワイトハウスに招かれ、1961年101歳で没するまで、1500点余りの絵を描き続けたという。
多くの方をはげまし続けている。









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