2011年4月21日木曜日
アメリカのレーガン・ブッシュを礼賛する日経連ビジョン 御手洗冨士夫 第2代会長の青写真で行けば、貧困大国アメリカの後追い
上の画像は4月11日付しんぶん赤旗6面の記事。(画像の上をクリックしていただくと大きくなります)
イギリスの世論調査会社が6日に発表した調査結果を英国誌「エコノミスト」9日付が「資本主義が人気を失う」として紹介しているという。
米国での自由市場支持が急落しているという。
アメリカ社会でのレーガン・ブッシュ政権の企業減税などの経済政策を礼賛して、2007年1月1日付で当時日経連会長だった御手洗冨士夫会長名で日経連ビジョン「希望の国、日本」が発表された。
http://www.keidanren.or.jp/japanese/policy/2007/vision.pdf
を開くと、御手洗氏自身の1966年から1989年の間の米国在住生活でレーガン大統領の政策に感銘し、その後のブッシュ政権の政策にも手放しで礼賛する「序」の文章を読むことができる。
法人税引き下げや道州制の導入など、民主党・自民党やみんなの党がかかげる政策がこの日経連ビジョンにあり、これらの党の政策がここからきているということがよくわかる。
勤労者、中小企業者、農業、漁業で働く人々を貧困化させたり、国政・地方政治を大企業の利益優先の方向に向かわせるわけにいかない。
批判的に日経連ビジョンを見る必要を感じた。
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