今日の神戸新聞のトップ見出しは「自動車など大手16社 内部留保 空前33兆円 今年9月末 株主優遇、人は削減」というもの。他の地方紙もほぼ同様かと思われる。
小泉内閣の頃、アメリカ金融資本が「日本企業は株主への利益配分が少なすぎる」という主張をし、小泉内閣がそうした投資家、投資企業の主張にそう規制緩和や株主への減税など優遇制度を厚くしたり、日本の大企業にもグローバル化の流れに沿うべきとの傾向が強まったと思われる。
当時「血も涙もない」という評価が一部で首相に向けられていたと聞いていたが、今の大企業の姿は自己の利益のために、弱い立場の労働者を一方的に首切りする姿に向けられなければならないし、日本全体がそんな国になっていくのを食い止めなければ、とも 思う。
そうした思いから、12月の町会の一般質問で町として、できることをしっかり検討し、機動 的に実行していくことを強く求めた。
赤旗読者を集金で訪問すると、向こうから「小泉内閣の時に今の事態は仕組まれていた と思う。選挙でしっかり考えて投票しなければ、・・・・」という話が始まった。
こうした声を力にいっそう頑張らなければとの思いを強くした一日だった。
クリスマスなのに職場を失って困窮している人たちのことも念頭に。
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