2009年11月11日水曜日

今治市 馬越浄水場の視察の続報

視察中に尋ねきれなかった内容について、昨日、電話で先方から、ていねいにお答えいただいた。

①薬品費の約9割は次亜塩素酸ソーダで、膜処理の後に添加しており、以前からの塩素滅菌の経費といえる。
約1割が凝集剤の費用で、濁度を管理しながら、膜処理前に添加している。
なお、水道水へのアルミニウム及びその化合物が水質管理の項目に加えられたが、実験段階で原水と処理水を比較した時に、凝集剤を添加したほうが、原水よりアルミの成分が処理水で減少する傾向がみられたとのこと。(もちろん過剰な添加ではなく、適切な使用の範囲でのこと)

②メーカー点検費の供用開始間もなくの発生については、水道管理者(行政)の側から要請して、改良すべき個所やくせ(システムの傾向)などをリストアップし、数年後の改修費用を低減するために実施したことによるもの。

以上のような説明をいただいた。

ありがとうございました。

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