2016年1月25日月曜日

安全な運動会、体育祭を


1月22日の議会一般質問で小学校運動会中学校体育祭を取り上げました。
(以下、その要点)

 小中学校の運動会、体育祭の安全確保についておたずねします。

 一昨年ぐらいから、運動会、体育祭での組体操でのいわゆるピラミッドが大型化していることについて、事故発生の危険性と下の段の子どもの肩、腰への荷重が年齢にふさわしくなく重すぎることが発育期、成長期の身体へ及ぼす影響などを問題視する識者の声がテレビ、新聞等でも報じられるようになっていましたが、特に昨年秋には、全国的に大きく取り上げられました。

 特に昨年1024日付神戸新聞では2014年度(平成26年度)の兵庫県内での小学校、中学校、高校での事故発生による負傷件数が912件と全国の8592件に対して1割を大きく超える数字となっていること。県内の平成26年度の組体操の事故の内訳として小学校461件、中学校419件、高校32件という数字が掲載されています。

 この記事の中ではふれられていませんが、全国的には首、腰、頭部の打撲などで、難聴や深刻な後遺症の発生や、教師が落下してくる児童、生徒を受け止めようとして負傷するケースも相当数に上っていることも他のメディアで報じられています。

 大阪府では2014年度に974件と件数で最多となっており、大阪市ではピラミッドの段数を5段までとしたことが昨年秋に大きく報道されたところであります。

 そのほか、ムカデ競争でも前に倒れた子の靴が後ろで倒れた子の目にあたり、目を視力が大きく損なわれる事故例もあるとのことであります。

 こうしたことを踏まえ、学校での運動会、体育祭の安全を確保するという面での今後の対応、考え方についてお答えください。



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