メガソーラー(大規模太陽光発電)の設置について今日の町議会一般質問で取り上げました。(以下その内容)
事業者が山林などの樹木を大規模に伐採して太陽光発電パネルを大規模に設置しようとする場合に、防災面、景観、環境への影響などを検討し、必要な措置を講じることができるよう、事前協議、許可制の制度を設け、指導、助言、勧告、公表、中止要請、命令等が行えるよう条例整備、要綱、規則を整備している自治体の例が大分県由布市、長野県飯田市、長野県佐久市、岡山県真庭市、兵庫県赤穂市などで生まれています。
具体的な事業者の開発の動きが始まる前にこうした制度を設けていないと、時間的に間に合わないという事態も懸念されるという声も聞くようになってきました。
実際に加西市の逆池での設置例をみても騒音がパワーコンデショナーから周波数の高い騒音(キーンと聞こえる)の発生している状況も確認したりしています。これはパワーコンデショナーを格納する建屋、容器で保護することで解消できるようですが、そうした対策がされていないのであります。
行政として、開発業者と地権者のみの合意のみで大規模なメガソーラーの開発が進んでしまうのでなく、地元の集落の同意や行政としてきちんと防災面、景観、環境への影響を事前審査して、必要な助言や可否を判定して中止を勧告することができる条例等の整備について検討するべきでないか。
当地は晴天の日が年間を通して多く、太陽光発電に適しているということで、事業者による太陽光発電の設置例がすでにあり、今後も予想されるもとで、町として検討すべき課題と考える。
表は岡山県真庭市がネットで公開している先行してメガソーラー(大規模太陽光発電)の規制条例制定にあたって参考にされた資料。(1000㎡は標準的な田 1反 20m × 50m の面積)
山紫水明の景観を守るためには行政の力が適切に働くことが必要と思われる。
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