2010年4月4日日曜日

清掃登山は福崎町でも多くの住民に実践いただいている

清掃登山という言葉を普及させたアルピニストとして知られる野口健さん。1973年生まれ。
外交官の父とともに少年期を過ごし、学業は振るわなかったが、16歳でモンブラン登頂を果たし、7大陸最高峰登頂ということで大学を入学し、1999年、25歳でエベレストを登頂に2度の失敗の後、成功し、すでに果たしていた南極を含む7大陸最高峰登頂という当時、最年少の記録をあげられた。(その後2001年5月には石川直樹さんが22歳で達成。さらに2007年には米国女性のサマンサ・ラーソンさんが18歳で達成したという。この人の父親も達成 しているという。)

野口健氏は大学卒業後は、エベレストや富士山の清掃登山にも積極的に取り組まれていることは広く知られている。
外国の登山者が清掃活動に取り組まれている姿を見、また日本の登山者の放置ごみを見つけ、持ち帰ったことなどから出発していると聞く。
彼の著名人としての活動が社会に良い影響をもたらしている。
こうしたことはさらに多くの人に広く知られるべきだと思う。

彼が登山に目覚めた動機が、植村直己さんの著書を読んだこととされている。兵庫県人として、うれしい。
最近テレビで見た、自身の「テントも寝袋も嫌い」という素直な語り口はユニークだ。

行楽のシーズンを迎えたが、町内の日光山などは、毎日のように登られている方があり、落ちているごみの持ち帰りなど実践いただいていると人づてに聞いた。
実際に毎年恒例の7月の観光協会主催の清掃活動に参加しても、近年ごみの量が以前とくらべてはるかに少ない。
ごみを放置しない心がけと、日々、日常の多くの人の善意の支えがないと、山も川も楽しめる環境を保てない。
町内の施設や山、川などで、自身で処理できないごみを発見されたときは、町役場(☎22-0560)へ,、もしくは私の方(携帯090-1950-6319 か 
携帯メールk-ishino@softbank.ne.jp  )まで通報してほしい。
「ごみがごみを呼ぶ」というように、ひどくならない内にきれいにすることが肝要と思われる。

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