最近、テレビコマーシャルなどで多重債務者に相談をよびかけるものをよく見かける。
しかし、NHKのテレビニュースで報じられたように過払い金の大半を弁護士費用として請求されたり、当初から割高な契約を条件に債務整理を引き受ける例があるという。
24時間電話受付をうたい、電話だけの対応で債務整理を引き受ける例もあるようだが、債務の一部が相談者の申告漏れで残ったり、割高な弁護士費用になるおそれもある。
昨日の町議会で私の一般質問での問いに担当課長から、兵庫県弁護士会から費用について、標準的なケースのj上限額の説明を聞いていて、次の内容の回答を受けた。
なお、弁護士費用を一括で用意できない場合は、分割払いや、法テラス(姫路地裁の西側にある)での立て替え制度の利用も可能なので、県弁護士会が紹介した弁護士とよく相談してほしい。
債務整理(任意整理・特定調停による整理)で、着手金は債権者1件(社)につき2~3万円
報酬金は ①回収した過払い金の15%(訴訟の場合は20%)
もしくは ②債務者主張の元本と弁済額の差額の10%
個人民事再生で、着手金と報酬金の合計で、30~50万円
自己破産で、着手金、報酬金の合計で30万円
無料の法律相談も行われている。
また、司法書士で債務整理の経験を積んだ実績のある人がおられる。
サラ金やクレジット、ローンの支払いで困っている人は、新たな借り入れをする前に、
まずは福崎町の生活科学センター(文化センターの敷地内、東の建物)へ電話をかけてほしい。
月曜と木曜を除いて対応してもらえる。電話番号(0790) 22-4977 へためらわずにかけてほしい。
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