2009年7月16日木曜日

必要な介護を保険で受ける権利

 今日、町の介護保険の運営協議会が開かれた。 

 以前,4月以降、要介護認定の調査票が変更になり、結果として要介護度が低く判定される傾向が指摘されていることなどを投稿していた。

 厚生労働省では、当面、更新前の要介護度を求めれば、それを採用するという方針を出している。

 しかし、4月以降、新たに要介護度の認定を受ける人には以前の調査票で審査を要求することもできない。
 3月末以前に要介護度の認定を受けていた人と、既得権のある、ないのような差が生まれている。

 厚労省では4~6月の認定の更新を抽出して検証しようとしているとかだが、実際に介護サービスを受ける権利(当然保険適用で)が軽んじられていないか。

 要介護度の認定によって受けられるサービスの枠が大きくなったり、小さくなるのだから、調査票を今回のような形で変更することは、結局国の都合で、物差しを一方的に変えたことと同様だったといっても差し支えない。

 介護サービスを受ける、受けようとする人や家族は待っていられない。

 審査会の席で、更新の人には、選択の余地があるが、新規の認定の人にはそれがないことを指摘し、町として特に新規の人の判定に慎重な対応をもとめた。


 今日は夕方、地元中島区の神社の「湯立て」の神事が行われた。
 暑中、ご自愛ください。

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