2018年9月30日日曜日

女性誌「女性自身」も取り上げた。教科書重量化問題は官製児童虐待か。これに「置き勉」対応を奨励する安倍内閣。

 業界最大手の東京書籍株式会社によると、約40年前に使われていた小学3年生の国語、算数、理科、社会の同社教科書の重さは計約990グラムであったのに対し、現行版では計約2150グラムにもなるとのことです(2018年5月28日付朝日新聞デジタル)。これは下記の質問主意書からの引用です。分冊で合った教科書が1冊に統合されたり、重量化がすすんでいるとのこと。


官製児童虐待というべきでないか。安倍内閣は教科書の重量制限は考えていない。いわゆる置き勉での対応を奨励。下記の衆議院HPでこの問題での質問主意書と政府答弁書を読むことができます。


9月6日文部科学省はこれを受けた事務連絡を全国の各教育委員会に発し、対症療法ともいうべきいわゆる「置き勉」の拡大を奨励している。しわ寄せを学校現場やこどもたちに負わせることでいいのか。






教科書の単価は重量化がすすむもとでどうなったのか。
少子化のもとでの教科書重量化。公正取引委員会が業界の自主基準の撤廃を勧告したことで教科書重量化が一気にすすんだといわれる。検証すべき課題があるのではないか。




下記のアドレスはこの問題を今年6月に衆議院で政府に答弁を求めた質問主意書と政府の答弁書を読むことができる衆議院のアドレスです。
http://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/a196401.htm












さらに画像の下のアドレスは、この問題を報じた「女性自身」のページです。


http://www.shugiin.go.jp/…/itdb_…/html/shitsumon/a196401.htm





jisin.jp
  「息子のランドセルはなんだか自分が昔に背負っていたものと比べて大きくなっているみたいで、4月に小学校に入学したばかりの息子が背負うと、大きさと重みで歩くのもツラそうで……」   「3年生になって理科などの...





https://jisin.jp/life/living/1595291/



2018年9月29日土曜日

第26回全国消防操法大会への福崎町庄分団出場の壮行会 開かれる

本日、午前、福崎町エルデホールで第26回全国消防操法大会への福崎町庄分団出場の壮行会が開かれた。


プログラム通りの振興だったが、雨天のため閉会後の操法披露は割愛された。


ご健闘を心から祈念いたします。


画像に上げている壮行会で配られたリーフレットの裏表紙。今年の消防操法大会は10月19日富山市で開かれます。







2018年9月26日水曜日

教科書が大きく重くなった経緯、知らなかった。安倍内閣は「現時点において教科書の重量を制限することは考えていない」との答弁書を閣議決定

この記事を読んでいただけたら、9月6日の文部科学省が全国の各教育委員会に事務連絡として
教科書を含めて教材を学校に置いて帰ることを認めるよう各学校に伝える通知を行った背景と教科書の重量化がどのように始まったのかがわかると思います。


今年(2018年)6月21日、松平浩一衆院議員から政府に下記の質問主意書が提出された。

それに対して、「内閣総理大臣 安倍晋三」名で「現時点において教科書の重量を制限することは考えていない」との答弁書が送付されたことが衆議院のホームページで公開されている。


http://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/a196401.htm
で見られます。


質問主意書で、①教科書の大きさやページ数などは、かつて国の教科書検定の細則で決められていたが、同細則は一九八九年に廃止になっている。②その後も一般社団法人教科書協会が業界ルールの「目安」を設けていたが、③公正取引委員会から排除勧告(平成十一年(勧)第二十四号。以下、「本件勧告」という)がなされた後、二〇〇二年発行の教科書からは、大きさ、ページ数、カラーの分量などが完全に自由になり、「より大きく、見やすく」の流れが一気に加速し、紙質も変わったと言われる(上記朝日新聞デジタル)。
という経緯が示されている。

成長期の子どもの発育や健康の問題が脇に置かれ、独占禁止法の適用問題(勧告)を含め改善が急がれる問題と思う。




教科書の重量化問題に関する質問主意書
 近年、学習内容の増加に伴い小中学校の教科書のページ数が増加し、その質量も増加している。業界最大手の東京書籍株式会社によると、約四十年前に使われていた小学三年生の国語、算数、理科、社会の同社教科書の重さは計約九百九十グラムであったのに対し、現行版では計約二千百五十グラムにもなるとのことである(二〇一八年五月二十八日付朝日新聞デジタル)。
 以上を前提に以下質問する。
一 大正大学の白土健教授によると、小学一年生から三年生の児童二十人のランドセルの重さを量ったところ、最高で九.七キログラム、最も軽くても五.七キログラムあり、平均は約七.七キログラムであったとのことである。最も重い九.七キログラムのランドセルを背負っていたのは、小学一年生の女子であったが、文部科学省が二〇一六年に公表したデータによると、この学年の女子の平均体重は二十.八キログラムであるから、体重の約半分の重さを背負っていることになる。児童が背負う荷物の重さは海外でも問題とされており、児童のバックパックやランドセルの重量が重すぎると背部痛が増す傾向にあるため、アメリカカイロプラクティック協会(American Chiropractic Association)は「体重の十%以下」を推奨している。このことに鑑みても、体重の五十%に迫る重さを背負うのは、異常な状況と思われる(二〇一七年十二月十七日付読売オンライン)。
 また、腰痛に悩む児童が増えており、専門家はその原因として教科書の重量化を指摘している。さらに、荷物が重いと体力を消耗しやすく、ランドセルに収まらない荷物で両手がふさがる状態となれば通学時の事故の危険性も高まる。
 近年の教科書の重量化は、児童の健康や安全等に密接に関わる問題であり、早急な実態調査と改善が必要と思料するが政府の見解を示されたい。
二 教科書の大きさやページ数などは、かつて国の教科書検定の細則で決められていたが、同細則は一九八九年に廃止になっている。その後も一般社団法人教科書協会が業界ルールの「目安」を設けていたが、公正取引委員会から排除勧告(平成十一年(勧)第二十四号。以下、「本件勧告」という)がなされた後、二〇〇二年発行の教科書からは、大きさ、ページ数、カラーの分量などが完全に自由になり、「より大きく、見やすく」の流れが一気に加速し、紙質も変わったと言われる(上記朝日新聞デジタル)。
 十九年前に行われた本件勧告の是非について意見するものではないが、現在の教科書の過度な重量化を是正するためには、教科書協会等により教科書の大きさやページ数について一定の従うべき基準が定められることも必要ではないか。一般論として、このように児童の健康や安全を目的とする場合、独占禁止法第八条第四号にいう「構成事業者・・・の機能又は活動を『不当に』制限すること」には該当しないとの考えも有り得ると思料するが政府の見解を示されたい。
三 このような教科書の重量化にも関わらず、学校に教科書を置いて帰るいわゆる「置き勉」を禁止する学校は多い。置き勉について公的なルールはなく、文部科学省は「教材を持ち帰るかどうかは各学校の判断。ただ、体の小さい低学年に対しては状況を見極めて判断してほしい」(児童生徒課)としている(二〇一七年十一月二十二日付日本経済新聞)。このことに関し、ツイッターでは「教科書の学校保管を進めてほしい」という投稿が二万六千リツイートされるなど話題になったことも記憶に新しい。
 長年の慣行となってしまっている置き勉禁止について、各学校における自主的な対応では限界があると思われる。置き勉の容認について、政府が統一的な指針を策定し、あわせて具体的対応にかかる必要な支援等も行うべきと考えるが政府の見解と取組を示されたい。
 右質問する。





衆議院議員松平浩一君提出教科書の重量化問題に関する質問に対する答弁書



一及び三について

 お尋ねの「実態調査と改善」の具体的に意味するところが必ずしも明らかではないが、御指摘の小学校及び中学校の教科書については、おおむねページ数が増加し版型が大判化する傾向にあると認識しているものの、教科書は民間が創意工夫を生かして著作編集を行うものであることから、現時点において教科書の重量を制限することは考えていない。また、一般に、授業で用いる教科書その他の教材について、どのような教材を持ち帰らせ、どのような教材を置いて帰らせるかについては、児童生徒の発達段階や学習上の必要性、通学上の負担などの実態を考慮し、各学校において適切に判断すべき事柄であることから、文部科学省において、各教育委員会等に対し、各学校において適切な指導が行われるよう、様々な機会を捉え、周知に努めてまいりたい。

二について

 御指摘の「教科書の大きさやページ数について一定の従うべき基準」を定めることが、私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律(昭和二十二年法律第五十四号)第八条第四号に規定する行為に該当するか否かは、個別具体的な事情により判断されるものであり、一概にお答えすることは困難である。





2018年9月12日水曜日

文科省が9月6日付で小中学生のランドセル、カバンの重すぎる問題への対策 教材等の一部学校保管を認めるよう指示

http://www.mext.go.jp/…/afield…/2018/09/06/1408967_001_1.pdf
(文科省が9月6日付で「児童生徒の携行品に係る配慮について」と題して各教育委員会等に発した事務連絡)
ようやく、文科省が重すぎるランドセル、通学カバン、ナップザック等が重すぎて成長期の児童生徒の健康や姿勢、安全などの面から教科書、学用品等の内、学校に保管して帰宅しても、これを認めるよう各教育委員会等に9月6日付で事務連絡した。


保護者等とも連携し、各学校に対応を図るよう求めているのだから、この文書が広く共有されてその趣旨が理解され、速やかな改善がはかられるべきだ。


教科書を以前のように小型化すれば、軽量化が進むと考えるのですが、どうでしょう。
...
今後、各教育委員会、学校での具体的な検討、取り組みが開始されることと思うが、児童・生徒の負担軽減や安全の面からも速やかに効果的な対応が図られることを願う。


2018年9月10日月曜日

兵庫県が個人住宅の道路に面するブロック塀の撤去費の2/3、上限20万円を補助

兵庫県が個人住宅の道路に面するブロック塀の撤去費の2/3、上限20万円を補助する制度をスタートしている。
道路に面したブロック塀で、下の図、記事の基準に満たないものが対象とのこと。
民間の幼稚園・保育所には上限90万円、社会福祉施設には上限160万円までとしているという。

問合せ先は3枚目の画像をご覧ください。




2018年9月7日金曜日

本日、夕方開催の福崎駅前〇〇まるしぇ

今日夕方、JR福崎駅前の旧みなと銀行跡地を会場に福崎駅前〇〇まるしぇが開催された。
駅前の賑わいを復活させる試みとして飲み物、食べ物を語り合いながら楽しむ場を、という試み。


心配していた雨も降らずによかった。


移動販売のピザ屋さん、持ち帰って家族で食べましたが、とても好評でした。