2016年9月1日木曜日

富裕層だけの市をつくろうとする米国のサンディ・スプリング市の例、アベノミクスはできの悪いホットプレート 特定のところだけ加温して後は切り捨て 浜矩子さんの絶妙の例えに脱帽

「アベノミクスはできの悪いホットプレート 特定のところだけ加温して後は切り捨て」という大意、そういう内容の、浜矩子さんの数年前、農協の「家の光」という雑誌の記事の文章の絶妙の例えに脱帽しました。




安倍内閣が続く限り格差が強まる社会づくりが進むこと。


「成長」という言葉を使いたがる首相だが、今必要なのは「維持」「分かち合い」だと説く女史の言葉に共感する。




しかし、米国では富裕層だけの市をつくろうとする動きも生まれていることを今日のNHKの番組で知った。ジョージア州のサンディ.スプリング市の例に続こうとする動きが30もあるという。


自治体の中で、富裕層の集まる地域だけで市を作って、税金を貧困層の福祉、社会保障に使わせたくないというのだ。




かつて「富裕層の寄付文化が根付いている」といわれていた国でトランプ氏がもてはやされる風潮が強まっているのもうなずける。




日本では農耕の文化で、特に水田での稲作の水利や風水害などで助け合いの気風が育まれてきたとの見方もあるようですが、今、どんどん利己的な風潮が強まっていないか。




日本語のすばらしさとともに、戦前、戦中、「敗退」を「転進」と表現したというような気分が「マイナス成長」という言葉に感じる。経済の「縮小」、「衰退」、「弱まり」が正しい表現と思う。
かつての長時間低賃金という日本の労働条件、以前は大企業と中小企業で働く労働者の格差がいわれていたが、今は正規雇用と非正規雇用、有期雇用の格差がきわめて深刻なものになっている。




非正規雇用の最低賃金を大幅に引き上げ、法的に非正規雇用の企業家にとってのメリットを小さくしていかなければ問題の解決につながらないように思える。


http://www.nhk.or.jp/gendai/articles/3488/1.html


上のアドレスでNHKのホームページでの米国サンディ・スプリング市の例にみられる動きが紹介されています。













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