地方議員の使命は、端的にいえば、住民の付託にこたえることだと思う。
1人の議員として、また議会全体として、住民の付託にこたえることができているか、常にその自己点検が欠かせないと考える。
議員定数を考える時にも、議会の機能を考慮することは当然だし、なによりまず、住民の付託にこたえる、という原点を大切に考慮することが基本に据えられなければ、本末転倒のそしりを免れない。
衆議院の定数問題と基本的に共通する面もあると思う。
議員定数を削減することは住民の付託にこたえるという基本から見て、決してプラスになるものといえないと確信する。
住民の生活に密着した現場での防災でも福祉、教育、まちづくり、道路、交通安全等々、課題は尽きない。
議員定数を減らそうとする論者の論調からは、そうした課題、地方議会と議員への今日の要請に正面から向き合おうとする姿勢が見えない。
(写真は姫ヶ池の灯篭のサギ。灯篭自体が北に大きく傾いています。)
0 件のコメント:
コメントを投稿