2010年2月6日土曜日

映画いのちの山河」 沢内村の「いのち」をまもる取り組み


今日、イーグレ姫路で映画「いのちの山河~日本の青空Ⅱ」の試写会をみた。
(写真をクリックしていただけると大きくなります。)
原作は約25年前の及川和男氏の「村長ありき」
1962年(昭和37年)に岩手県の沢内村で策定された「地域包括医療実施計画」が大きく取り上げられている。
老人の自殺と乳児の死亡率の高い、一年の半分は雪に閉ざされ、陸の孤島となって、医者にもかかりにくいという実態を改善するために村長は住民の合意を得ながら取り組んでいく。
憲法25条の幸福のベースは健康であり、そのために国が大きく役割を果たすべきだが、国がそれを実行しないのなら末端の地方自治体が対策を実行しなければ、という深沢村長の思想と行動が映像化されている。
村の医療費無料化を法律違反だと止めようとする県などに、憲法を掲げて対抗した村長の姿勢、見識が尊い。
4月18日(日)姫路市民会館大ホールで①午前10時30分~ ②午後2時~ ③午後5時~ の3回上映を成功させるための試写会だった。
チケット(前売り券)を預かっていますので、電話、メール(ブログの右に掲載しています)をいただければ、お届けします。
 
ちなみに、前作の「日本の青空」は憲法制定の際の「鈴木安蔵の憲法研究会」がとりあげられていたという。姫路での昨年だったと思うが、その上映は見逃したが、見てみたい。


0 件のコメント: