2015年3月30日月曜日

政府主導による米価対策を求める意見書を提出

政府主導による「米価対策を求める意見書」を提出しました。
 
26年産米の生産者米価の暴落が、このまま事態が続き米価の回復がすすまなければ、稲作の大幅な減少となり、大規模農家を含め離農がすすむこととなり、そのことによって地域農業や地域経済への影響や水田が果たしてきた治水、減災の機能喪失にもつながりかねない。
 
こうした趣旨から政府に米価対策を求める意見書をとの請願があり、一昨日の福崎町議会本会議で全会一致で請願を採択し、画像の意見書を全会一致で、衆議院議長、参議院議長、安倍総理、林農林水産大臣宛に提出することとなりました。
 
請願への賛同署名にご協力いただいた皆様、ありがとうございました。
 
 
 
 

2015年3月25日水曜日

食事摂取基準 カロリー から BMIへ

今日の町議会での私の一般質問から一部を要約します。

厚生労働省が「食事摂取基準」2015年版では、従来、摂取すべきカロリーという基準から、BMI(体重kg ÷ 身長m ÷ 身長m)で18.5~25未満を標準としてこれを18歳以上の目標とした他、

①食塩の日量を男性8g、女性7g

②子どもに便秘がみられることから6~17歳の食物繊維とカリウムの目標量を示した 

③野菜を日350gi以上、内120gを緑黄色野菜でとることが望ましい(これは以前からの目標)などが特徴となっている。

 生活習慣病の予防と重症化対策、肥満予防として野菜の摂取量を増やすことを呼びかけている。

 農林水産省は、米国で保健対策として野菜の消費拡大を
 ①カット野菜など便利な食品の普及
 ②ファイブ ア デイ(野菜と果物を毎日5皿以上食べる)プログラムを官民連携で実施したこと
等で成果をおさめたことを紹介しています。.
..
「食事摂取基準」の変更で朝食抜きや、極端な偏食で無理なダイエットを助長することがないよう、適切な運用が行われるよう求めました。
特に成長期の不適切なダイエットが重大な影響を及ぼす危険があることの羞恥などをもとめました。


担当の健康福祉課長から、食育の推進の今後の方向として、野菜の摂取が生活習慣病の予防と重症化対策に有効なことが知られており、野菜の摂取量増を目指す面から、伝統的な調理法とともに簡単なレシピの普及もはかりたい。また無理なダイエットをされぬよう、啓発したいという趣旨の答弁がありました。

摂取基準のカロリー表示からBMI(Body mass index)への変更によってまちがったダイエットの広まりなど、マイナス効果が生じないよう願っています。



2015年3月24日火曜日

経済格差が教育、医療、介護、健康などの格差に波及

厚生労働省が「健康日本21(第2次)」を平成24年7月にまとめ「健康寿命の延伸」と「健康格差の縮小」という目標をかかげている。(1枚目の画像)

「日常生活に支障のない期間」を健康寿命とし、平均寿命の増加分を上回る健康寿命の増加をめざす。 さらに 地域や社会経済状況の違いによる集団における健康状態の格差を縮小しようとのことと説明されている。

各自治体で健康寿命の格差の要因を把握・分析しそれを延ばす戦略を考えることは、健康づくりをすすめる上で重要である としている。

ブラック企業など労働条件、給与所得に格差が広がっていること、中小企業の経営・農家経営
のきびしさが増していること。年金生活者も医療・介護の負担が増していること。
こうした背景から、経済格差が広がり、それが教育格差や健康格差に連動することが指摘されている。

市場原理優先、経済活動の規制緩和や大企業・富裕層への減税が格差を深刻化させている。
「社会環境の質の向上」を「健康日本21」はかかげているが、こうした根底にある問題への記述は見当たらない。(画像2枚目と3枚目は しんぶん赤旗 の記事です)

厚生省と労働省を一つの省にしたことで、首相にとって好都合に働いても労働者にとってはマイナス効果として働いている面が多いように思える。

2015年3月23日月曜日

スケートボード場の整備工事がすすんでいます


福崎町の図書館の南の第3グランド(さるびあドーム)のさらに南東のところでスケートボード場の整備工事がすすめられています。

スケートボーダーと思われる人がそのようすを見に来られているようでした。

安全に、迷惑にならずにスケートボードができる場所が身近にできることを待っているように思えました。






さるびあドームの駐車場南の遊具

福崎町立図書館の南の第3グランド(さるびあドーム)の南西の位置にできた子どもの遊具。

平日の午後も家族で利用されていた。

ブランコもこの遊具の東に設置されています。

これから暖かくなって、さらに多くの子どもたちに親しまれることを願っています。