2009年11月23日月曜日

第20回記念「歩こう会」に参加


20周年記念となる町・町自然保護審議会主催の「福崎町自然歩道を歩こう大会」に参加した。

また、開会にあたっての祝辞をのべさせてもらった。

繰り返し参加いただいている方、参加者への接待や案内など多くのボランティアのみなさん、協賛いただいている企業、会場を貸していただいている大学など、さまざまな協力への感謝を述べ、参加者の健康増進と家族、友人、知人との交流や親睦が深まる機会となることを願った。

幸い、好天に恵まれ、終日、風もなくあたたたかな日差しのもとで、参加者も多かった。

のんびりファミリーコースに参加したので、近畿医療福祉大学を出発した後、應聖寺(最初の写真)、金剛城寺(2枚目の写真)、3枚目の写真はその入口の左の仁王様。(金網に小さな穴があり、金網なしの写真が撮れた。

七種の野外活動センターで昼食の後、出発地の大学へと帰った。

楽しく過ごすことができた。

準備を含め要員で参加いただいた皆様、お世話いただいた皆様にあらためて感謝している。















2009年11月20日金曜日

あまりに暴論、あまりに・・・  民主党政権の事業仕分け

民主党主導で国家予算の「事業仕分け」が進められているが、本当のムダ(ヘリ空母やミサイル防衛などの軍事費の縮減や米軍基地への思いやり予算、大企業・大資産家への行き過ぎた減税)は議論の対象にもせず、福祉、教育など国の責任で充実が必要な分野で縮減をはかろうとする姿勢が明らかになってきた。(以下、今日のしんぶん「赤旗」記事を読んでの雑感)

診療報酬の引き下げが病院経営を悪化し、結局患者にツケがまわってくるという問題を見ずに、医療体制が守れるのか。

入院時の食費や居住費(ホテルコスト)を引き上げの方向での「見直し」の判定になったという。
16か月連続で給与水準が下がっているという報道を御存知か。
生活苦がすすんでいるもとで、病気治療も負担増では、民主党の「生活第一」のスローガンは単に選挙対策のものだったということを自ら証明しているようなもの。

「事業仕分け」作業を統括するという民主党の枝野幸男衆院議員の「「保育園、幼稚園、小学校の教育、読書といえばベネッセがある」との発言で「子どもの読書推進活動」が「廃止」の判定が下されたという。
公教育、子どもの発達への行政の役割・責任をなんと考えているのか。また「子どもの貧困」が大きく問題になっている上での政治家としての発言だけに、許せない。

仮に他の民間などの委員のそうした発言があった時に、政治家として、「そうした見解を行政として受け入れられない」と抗議し、しりぞけなければならないと、私は思う。

宇宙飛行士の毛利衛さんが館長を務める日本科学未来館についても、毛利さんの「努力して努力して努力して今(来館者)90万人」との説明に民主党の蓮舫参院議員が「大変な努力ですけど、やっぱり赤字なんですね」と発言したという。
そして財務省の意向にそって「予算縮減」の判定となったという。

「仕分け人」の人選で「小泉改革」の推進者が指摘されているが、民主党議員がその主張をさらに加速、・援護する図式だ。

いっそう、日本共産党の主張をわかりやすく、多くの人に理解してもらう必要があると痛感した。
このブログの右側にある、党・しんぶん「赤旗」のホームページもご覧ください。

「採算性」

2009年11月11日水曜日

今治市 馬越浄水場の視察の続報

視察中に尋ねきれなかった内容について、昨日、電話で先方から、ていねいにお答えいただいた。

①薬品費の約9割は次亜塩素酸ソーダで、膜処理の後に添加しており、以前からの塩素滅菌の経費といえる。
約1割が凝集剤の費用で、濁度を管理しながら、膜処理前に添加している。
なお、水道水へのアルミニウム及びその化合物が水質管理の項目に加えられたが、実験段階で原水と処理水を比較した時に、凝集剤を添加したほうが、原水よりアルミの成分が処理水で減少する傾向がみられたとのこと。(もちろん過剰な添加ではなく、適切な使用の範囲でのこと)

②メーカー点検費の供用開始間もなくの発生については、水道管理者(行政)の側から要請して、改良すべき個所やくせ(システムの傾向)などをリストアップし、数年後の改修費用を低減するために実施したことによるもの。

以上のような説明をいただいた。

ありがとうございました。

2009年11月5日木曜日

水道水のクリプトスポリジウム対策で今治市を視察

今日、民生常任委員会で愛媛県今治市の馬越浄水場について市役所での説明を受けた後、低い山の上の配水池だったところを浄水場にしてクリプトスポリジウム対策をセラミックの膜で実施されている現場を視察した。
今年4月16日から稼働している。
総事業費17億5337万1千円。内、国庫補助金4億1705万1千円、一般会計出資金6億2550万円、上水道債6億2550万円、自己資金8532万円とのこと。
ランニングコスト(管理コスト)は6月から9月の実績で電力費257万7213円、薬品費82万5460円、メーカー点検費26万4千円、計366万6,673円を配水量205万480㎥で割ると、1㎥あたり約1.8円で、これによる値上げは、先の事業費の借入の償還を含め、ないという。(合併による旧今治市区域の値上げは見込まれるが、ほかの地域では値下げが見込まれるという)
なお、、クリプトスポリジウムとは、①原虫でオーシスト(殻に包まれた状態)の形で外界に存在し、②人間等、哺乳動物が飲み込むと腸の中で繁殖し、排泄物とともにオーシストの状態で外に出る③感染すると激しい下痢と腹痛を生じ、治療薬もない④通常3日~1週間程度で治まるが、免疫が落ちていると死亡することがある⑤塩素消毒では死滅せず、感染性を防止できない⑥このため水道水にこれが検出されると給水停止しなければならない・・・というもの。
平成13年6月に今治市内の上徳水源で、これが水道水で検出により24時間の給水停止の経緯がある、と聞いた。
(上の写真はセラミック膜で浄化するライン(システム)が3系列設置されており、内、2系列が運転中。)
(下の写真はコントロール室内のモニターをパソコンでしている画面)
なお、この浄水場は平常は無人で運転が可能であり、職員の配置もない。
また水源は2キロほど離れた場所で、そこからくみ上げている。
上徳水源にも配水できるように対策されていると聞いた。
福崎町水道でもこの対策が課題で、大雨の際の濁りにも対応できる。

2009年11月3日火曜日

ルノワールと葛飾北斎

今日、午後、ルノワールの特集番組を見た。

親交のあった画商、子息がルノワールの人となりを回想するとともに、足跡を画業でたどるもの。

78歳で亡くなる直前まで、リウマチに冒され、車いすで、不自由な手をひもで縛って絵筆で操り、立派な作品を描き続けた。

子息が回想されて、亡くなる直前にアネモネの絵を描きあげて、筆を受け取ってくれと合図、して「(絵が)やっとわかりかけた気がする」と言われたという。

日本の葛飾北斎は90歳で亡くなったが、死の直前まで絵について創作や後進への手引き(教本)の仕事をし、亡くなる直前に「せめて後5年生きたい」といったと伝えられている。

「明るい作風」とか生き方などに共通するものを感じた。

ルノワールは若い時期に画風というか、技法について悩み、イタリアの遺跡のフレスコ画やずっと以前のラファエロだったか、宗教画に触発されたことが紹介されていた。

2009年11月1日日曜日

人情喜劇「銀の馬車道」をみて

昨日午後の町文化センターでの公演が無料公開で、多くの立ち見もあった。

昨年8月の姫路市民会館での公演を収録したDVDを1,500円で始まる前に買い求めた。

2歳2カ月の子どもを連れていて、途中で出なければならないことを心配していたが、最後まで静かに寝ることもなく見ていた。

今日、DVDを見たが、昨日の公演の方が、演出、脚本、出演者の演技もはるかにすばらしいと思った。

さまざまな面で渋谷天外さん、上田浩寛さんの配慮が生きているのだろうと納得した。

素人をよく指導されて、またその指導にこたえて上達されたみなさんの努力もよくうかがえた。

何度かの公演のたびに進化しているという感想をもった。

消防団の非常呼集訓練 早朝6時





















今朝、6時の町消防団中部(田原)地区の非常呼集訓練のようす。
現場は長目の中播衛生施設の東。
放水訓練も行われ、その後、防火パレードが町内を各集落の消防車による一巡で行われた。

ストーブなどの使用が本格的に始まる時期であり、防火意識の喚起の役割も大きい。
毎年行われているが、関係者の皆様、お疲れ様でした。

東部(八千種)、西部(福崎)もそれぞれ行われた。